小窓からの眺め 裏山の切り株
2025年9月6日(土)
9月に入ってからカラマツの伐採現場はうちからもっと東の方へ移動し、
いま裏山にはまた別の業者さんが入っておられます。
伐採する業者さんはカラマツの幹部分を山の上に引き上げてまとめ、
それを大型の機械でトレーラーに積めるサイズに切って積み上げ、
伐採現場に散らばった枝や根っこなどは斜面にザッとまとめて行かれました。
新しい業者さんはそれら斜面に残った枝などを山の上に運びあげ、
大きな熊手のような道具でさらに綺麗に集めて行くのですが、
これがまた作業の進み方が早くてあっという間に切り株だけが残りました。
切り株のポコポコが見えるでしょうか?
拡大して赤い矢印を付けてみました。
こちらが作業の様子です。
重機が木の枝をグワッとつかんで持ち上げているのが見えるでしょうか?
木の枝で長すぎるものはその場でへし折って適当な長さにそろえ、
それを黄色いコマツのキャタピラ付きの運搬車に載せます。
この運搬車が小さいのにとっても力持ちの頑張り屋さん、
私たちはコマツ君と呼ぶことにしました(そのまんまです)。
コマツ君が良く見えるように、ちょっと拡大してみましょう。
木が落ちないように太い金属のフレームが付いていて、
そこに結構な量の木を載せて行きます。
満タンになると重機のオペレーターさんがプッ!とクラクションを鳴らし、
それを合図にコマツ君は重たい荷を載せて急斜面を登って行くのです。
私たちはこの18年、薪にする木を確保するために、
いろんな時期にいろんな種類の木を持ち上げたり引っ張ったり運んだりしてきました。
ですから、切りたての生木がどれだけ重いか、
葉っぱが付いた夏の切り枝がどれだけ扱いづらいかは分かっているつもりです。
そんな枝の片付けをこんなに軽々、あっという間に終わらせてしまうなんて…。
機械のパワーや性能がすごいのは勿論ですが、
何よりそれを動かす職人さんの腕が素晴らしいです。
そして、連携プレーの美しさ。
仕事のあるべき姿を、毎日のように裏山から学んでいます。
今日はコマツ君が運び上げた枝をまとめて大きな山にする作業が進んでいます。
コマツ君はもう見えないので、別の現場に出動したようです。
コマツ君、今日も一日元気に頑張ろうね!
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