夏も朝日の当たらない家
2025年8月1日(金)
東にカラマツ林を背負っている我が家は夏でも朝日が当たりません。
こんなに眩しい太陽が昇っても、家にはまだ光は入って来ないのです。
しかし、この風景にもついに変化が生じようとしています。
なんと、このカラマツ林の伐採作業が始まるのです!
3日前から下草刈りが始まり、今朝はついにチェーンソーの音も聞こえてきました。
植林してからすでに50年近く経っているカラマツたち。
私たちがここに移住した17年前にはすでに見上げるほど背が高く、
その後もずんずん高くなって圧倒されるほどでした。
このカラマツが無くなったら一体どんな景色になるのか…。
私たちより前からここに住んでいるご近所さんですら、
カラマツの無かった時代の景色を覚えていないそうです。
秋にはその全貌が明らかになることでしょう。
冬中、このカラマツのために朝日が当たらないとぼやいていましたし、
秋には秋でカラマツの落ち葉の片付けが大変だと文句を言っていた私たち。
でもこの夏、あの暑さの中でも薪割りの仕事が出来たのは
このカラマツの木陰のおかげでした。
厚く重なり合った枝葉がギラギラと眩しい太陽光を遮ってくれたので、
35℃の猛暑の日でもカラマツ林の下ならば作業を進めることが出来たのです。
「冬中、暗い暗いと文句を言ってごめんね!ありがとう!」と
カラマツ林に手を合わせて薪割りをしていたのに、まさかの別れ…。
でも…でも、やっぱり朝日が当たる家になるのは嬉しいですし、
秋の大量の落ち葉が無くなるのも助かります。
伐採が始まる前に、カラマツたちに心からの感謝を伝えられて良かったと思っています。
切られてから気付いたのでは遅かったですから。
カラマツさんたち、どうぞ良いチップになって上質な紙に生まれ変わって下さい。
またはバイオマス燃料になるのかもしれませんね。
伐採作業のため山側の駐車スペースが利用できない日があります。
その場合は田んぼ側の駐車場をご利用下さいませ。
よろしくお願いいたします。
ランチ、テイクアウトともご予約をお願いしています。
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