ニワトコの赤い実
ニワトコの実が真っ赤に色付きました。
春に咲く白い花も可愛いですが、この赤い実も素敵です。
緑濃い夏の山の中でパッと目を引く華やかさです。
このニワトコの木は、鹿よけフェンスのすぐ後ろに生えています。
少し高い位置にあるので、客席の窓からもこの赤い実を楽しめます。
この木に生る赤い実を楽しんでいるのは私たちだけではありません。
カーコの子供たちもこの実が大好き。
食べるのではなくて、おもちゃとして大好きなのです。
くちばしでついばんで千切ってみたり、枝を揺らして下に落としてみたり。
ニワトコの枝は細いので、枝にとまるとブランコみたいに揺れるのも楽しいようです。
3枚目の写真の白丸で囲った中に子供ちゃんがいます。
枝をバサバサ揺らして赤い実を房ごと千切りました。
その赤い房を別の子供ちゃんが横から引っ張ったので、
取られまいとして引っ張り返したら、赤い実はばらけて全部地面に落ちてしまいました。
木の下にはそんな遊びで落とされてしまった赤い実が散乱しています。
でも、子供ちゃんたちの楽しそうな姿を見ると何も言えません。
毎朝、そっと片付けています。
こうして日に日に減っていくニワトコの赤い実。
先代のカーコの子供たちもこの実が大好きで、毎年きれいに無くなっていました。
ニワトコの実からすると、もう少し枝に残って熟したいところでしょう。
今年はどうなりますか、ニワトコにとっては由々しき問題ですね。